台風10号が沖縄に向かっている本日5日、大宜味村の塩屋湾内を取り巻く、
4か字では、300年とも400年ともいわれる「塩屋のウンガミ」を催していました
これまでウンガミは戦争を除き、台風があっても中止という事はありませんでした
旧盆を終えた最初の猪の日には必ず行う事と言い伝えられています
それが・・・・ コロナのお陰で、規模を小さくしての開催です
本来ならハーリー競争等見応えあるサバニ漕ぎの競争も行います
なので、今日は台風10号の影響も心配され、大急ぎの簡素化したウンガミになりました
田港アサギで村の繁栄、村人の健康祈願、豊作、豊魚、平和がノロにより祈られ、
村人は一人一人、ノロから「力餅」を頂ます
この餅を頂くと体も心も大きな力を貰う事が出来、健康でいられると言われています
その後、屋古アサギに向かい、ここでも力餅を頂きます
テントは、藁でクモの巣のように編みます、沖縄の暑さ、雨なども遮る事が出来ます
それが終われば、兼久の浜に向かいます
ノロは本来、籠に乗って行きますが今日は皆歩いて向かいました
ノロが通る一行を村人は膝まづき手を合わせます、家族の繁栄と健康を願います
兼久の浜では、向かいの古宇利島に向かい
ニライカナイへウンガミが無事に滞りなく行えたことの感謝を伝えます
古宇利島では、同時間塩屋に向かいお祈りがあるそうです
同じようなウンガミが執り行われているようで、諸説があるようです
クライマックスは、シマンホウが海に入り、槍をつくしぐさをします
イルカをとっているとの話もあります
それから、塩屋の売店の方で村の皆さんに祈りを終えたことと、東に向かい感謝を伝えます
詳しいことは
大宜味村のホームページから検索して下さいね
歴史、民俗文化に興味のある方は、是非見ることお勧めします
なぜなら、消滅の危機にあるからです